所長のひとりごと」カテゴリーアーカイブ

自民党総裁 立会演説会を聞いて

たまには、政治について書いてみましょう。 昨日、たまたま暇だったものですから、安部氏、谷垣氏、麻生氏、の総裁候補の立会演説会をテレビで見ました。私見で順位をつけますと、1位 安部、2位 麻生、3位 谷垣でした。 当然、それぞれがいろんなよい事を言っていましたが、20分の話の中でも、それぞれの特徴がでていました。今回の選挙は、答えが決まっているようですので、その影響もあるのかも知れませんが、やはり、安部氏が一番魅力的だったと思います。麻生氏は、話し方や顔が一般受けしないのが残念ですが、結構、良いことを言っていたように思います。ちょっと、問題発言も多い人ですから、おもしろくやったのかも知れません。 谷垣氏は、税金の増税を言っていますが、総論では、この考え方では、日本にとって良いとは思いません。確かに福祉などはお金がかかりますが、問題は、他にもたくさんあります。増税の前にやるべき事が多くあり、あまりにも増税を前面に出しすぎです。これでは、納得できません。やはり、能力不足だと感じます。今までの日本に逆戻りしそうな雰囲気です。元に戻れば、国際競争力はなくなります。一度、個人格差をつけてでも、日本全体のやる気と夢を再構築する必要があると思います。今は、日本の国力をアップする時期だと感じます。谷垣氏の話は、全てぶちこわしてしまいそうです。 ここまで、いろんな苦労して、経済が復活してきたわけですから、今の延長線上で、国力をアップしていく方が、正解なのではないでしょうか? 我々、国民は、その指導者によって、今後の将来が決まっています。既定路線では、安部氏が総理になるようですので、是非、良い政治手腕を発揮してほしいものです。 安部氏の話は、憲法改正、教育、再チャレンジ、外交と期待は大きいです。若いですから期待しても良いのではないかと思います。しかし大変だと思います。小泉首相がかなり、強引にいろんな事をやりましたから、同じ手法は使えませんし、精神的に小泉よりタフでないとやっていけないのではないでしょうか??良い政治を期待しましょう!

ワールドカップ

今、ワールドカップで世間が燃えに燃えています。テレビでは開幕1月前くらいから毎日、毎日、ワールドカップです。ここまで毎日、W杯を報道されると、いささか食傷気味になります。始まる前に、W杯が終わったようか感じです。疲れてしまいますね。 案の定、12日のオーストラリア戦は、前回より燃えなかったです。結果も負けてしまったからなのかわかりませんが・・・ しかし、今回の出場メンバーは、4年前とあまり代わり映えがしません。特にFWとMFは同じです。このメンバーでオーストラリアに負けるわけですから今後の日本のサッカーが心配になります。 私は、サッカーは世界大会しか見ませんので、よくわからないのですが、今回の日本は余りよい状態ではないような気がします。直前のけが人も多いですし、オーストラリア戦など点数が入らないのがおかしいくらい、攻め込まれていました。のこり数分でダムが決壊した感じでしたね。1勝もできないかも知れません。 しかし、頑張ってほしいです。クロアチア・ブラジルに勝つようなことがあると、本当に盛り上がるのですが・・・・ 何でもそうですが、精神的な盛り上がりが必要だと思います。その辺が調整できていないような気がします。チームが一員になっていないように感じます。守る人と攻める人の気持ちが一致していないのでしょうね?お祭りが長く楽しめると良いのですが・・・・・

同業他社比較

税理士をしていると、よく聞かれることがあります。「うちの会社は、同業と比較してどうなんでしょうか?同業比較の資料はありませんか?」これって、30年前に有効な指標だと私は思っているのですが・・・・ といいますのも、高度成長期は、どんな会社もイケイケドンドンで儲かりました。給料も倍々で上がりました。そういうときは、同業者に負けないことは重要だったのですが、今は、低成長、安定成長、どんな業界も、会社によって、ものすごく儲かっているところもあれば、ぜんぜん儲かっていない会社もあります。同業種でも、経営のやり方も業績も全く違います。そういうときに、平均的な同業種と比較しても儲かる会社にはなれないのです。そんなことよりも、自分の会社が、利益を出し、キャッシュを生み出すことが重要なのです。平均点をとっても勝てない時代なのです。 圧倒的な創意工夫と知恵が必要な時代なのです。比較するのであれば、儲かっている会社とだけ比較すればよいと思います。 時代的にいえば、他人のことより自分の事をよく知り、工夫し、努力の方向を見定めることだと思います。TKCの事務所などでは、同業他社比較なるものを出しているようですが、何の役にも立ちません。そんなことより、自分の会社の強みを発揮することの方が重要です。自分の会社の試算表を分析し、改善することが重要です。 私は思うのですが、経営は、抽象論です。自分で感じて方針を出すことが重要です。結果の数字を分析し、自分の抽象論が形になっているか?を確かめるのが重要だと思います。 経営の一線で頑張っている人の感性が一番大事です。感性が間違っていなければ、必ず結果は出ると思います。

WBC

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本が優勝しました。いやあ~、うれしいもんですね。 私は、どちらかというとサッカーより野球の方が好きです。子供の頃から野球はなじみが深いのです。多くの人はたぶん、サッカーより野球をしたのではないでしょうか? しかし、今回の大会で、一発勝負は難しいんだなあと感じました。韓国より日本の方が野球は強いと信じていたのですが、2連敗ですし、アメリカは、韓国とメキシコに負けてしまうし、一発勝負は、各国のトップ選手が出てきます。特にピッチャーは、どの国も一流が出てきますのでそんなに打てるものではないと言うことです。 話題は、やはりイチロー選手でしたね。結構、昨年から感じていたのですが、イメージチェンジしたというか、元々の性格を素直に出しただけでしょうが、今までの雰囲気からなんか違和感を感じました。まあ、いい意味での違和感ですから良いことなのですが、発言も結構、刺激的でしたね。ああいう言葉を使ったり、チームに根性を入れないとやはり難しいのでしょうね。勝ということは。 それにしても、日本はすばらしい結果を残しました。日本全国、幸せな気分になりました。何せ、アメリカが世界で一番強いと言うわけではないことが証明されたわけですから。次回は、アメリカも根性を据えて来るでしょうね?次回の大会がまた楽しみになりました。 王監督は、ホークスの監督になって本当に良かったですね。巨人も少し考え方を変えた方が良さそうです。巨人ファンの私としては、今年は頑張ってほしいと思います。事務所がドームに近いこともあり、年に数回は野球観戦をしていますから・・・

今の自分を気に入ること

最近、思うのですが、年齢的なものでしょうか?体力的な衰え、精神的な衰え、そういうものに素直になってきました。 どう言えばいいんでしょうか?もう若くないと言うことを素直に受け入れることができるというか?もっと積極的な言い方をすれば、今の年齢が気に入っているという言い方になります。若い内は、永遠に元気でいると錯覚し、あらゆる事に頑張り、無理もします。しかし、最近は、頑張らないわけではないが、最初から大きな期待をしないで淡々と物事の努力ができるような気がします。 今まで努力してきた過去の遺産が少しあり、過去の努力・苦労を今更したくないし、これからは、年齢に応じたものを獲得すればそれでいい、と言う感じになってきました。このような言い方をすれば、枯れちゃったと思うかも知れませんが、決してそういう訳ではありません。 夢も希望もあるし、ちゃんと欲もやる気もあります。人生を楽しもうという気もあります。ただ、若いときのようなパワーを使えないし、今更、そんなに頑張ってもなあ~と言うだけなのです。 今は、すぐに結果が出ない努力でも結構楽しみながらできるようになったと思います。ただ、以前より少しわがままに生きていきたいという願望がありますから、自分で自分を縛らないようにはしていますが・・・ 目標は、淡々と自信を持って、欲張らず、いい雰囲気の人生を送りたいと思います。廻りにもできるだけいい影響を与えるようなことができればと思う今日この頃です。 無理せず、気持ちよく努力ができる、ほどよい努力を長く続ける。これ、いいと思いませんか?

冬季五輪

今、トリノオリンピックが開催されていますが、日本勢の活躍が今一のようです。そういえば、ソルトレイクは、全く記憶にないような気がしますが、ここのところ、長野オリンピック、アテネオリンピックで、日本が大活躍し、我々もメダルがないと何んだかがっくりしてしまいます。しかし、細部に目をやると、日本勢も一生懸命頑張っていて、あと一歩のところで惜しくもメダルが取れていません。それにしましても、冬季五輪は、全世界そうでしょうが、日本においても北国の人が代表になっています。どうしても夏季のオリンピックに比べますと盛り上がりに欠けるように思います。 ところで、意外にゲーム性があっておもしろいと思うのがカーリングですね。顔がアップにになるのもいいですね。他の競技は、顔がよくわかりませんから表情を見ることができないですよね。顔が見えるといえば、女子フィギアに期待したいですね。最後の砦ですから。。。しかし、我々外野の人間は、いいですよね。命を削って努力している人は、好きでやってはいると思いますが、やはり大変です。ほとんどの競技は、ものすごく体に悪いことをしているとしか思えなせん。選手の皆さんには、体のメンテナンスをしっかりやって、将来病気にならないようにしてほしいですね。あれだけハードなことをしていれば、若い内はいいとしても、年を取ってからは、大変かなあと心配してしまいます。何はともあれ、選手の皆さんに感謝し、一流の競技を楽しみたいと思います。 ガンバレニッポン!!

新年、あけましておめでとうございます。

2006年、新しい年が始まりました。昨年夏以降、景気の回復が叫ばれ、企業業績も過去最高の利益を出しています。また、株価も昨年、かなりの値上がりです。 しかしながら、我々中小企業は、今一、景気の回復感が湧いてこないというのが正直な気持ちではないでしょうか?今年は、我々にも景気の回復が実感できる年にしたいものです。 昨年の特徴として、企業買収が本格化し、ビジネスのあり方が、従来と違ってきているように感じます。中小企業の後継者問題でのM&Aも数多く行われているようです。 そこで、今年の皆様のビジネスについても、今の時代にあった経営をしていくことが必要になると思います。会社のノウハウと財務体質が良くないとM&Aなどは当然できません。買ってくれる人がいないためです。多くの中小企業は、自力でビジネスを展開するしかありません。 中小企業ほど、何の展望もなく、只、漠然と仕事をしていたのでは今後の経営が難しくなると思います。やはり大事なことは、今のビジネス形態で今後、ちゃんと利益が確保できるかどうかを考えながらビジネスをしていかなければいけないと思います、もし、今のままでは今後、利益は確保しにくい、もしくは、ものすごく努力をしなければ利益を確保できない。というのであれば、普通の努力で利益を確保するにはどのようにしたらよいのかを根本から考え直す必要があります。ほとんどのビジネスは、工夫すれば改善する点は必ずあります。過去のやり方を全て捨てて、考えることが大事だと思います。 今年一年が、皆様に取りまして、健康で仕事も順調な一年になりますようにお祈りします!

今年を振り返る

毎年、毎年、12月になると今年1年を振り返ります。昨年立てた計画を振り返ってみますと、今年はまずまずの年だったと思います。50%は達成したでしょうか。 個人的な遊びの話は、今年のゴルフの回数は21回で、計画の20回をかろうじてクリアーしました。家族旅行も2回とこれもクリアーできました。体調面は、まあまあ、管理できたと思います。たいした努力ではありませんが、ストレッチや呼吸法を続けることができました。仕事は、あまり大志を抱いているわけではありませんので、これも何とかクリアーできたと思っています。皆さんはどうだったでしょうか? 思った以上に、景気の回復感が出てきた年だったと思いますが、総じて言えることは、中小企業と大企業の景気回復感がかなり違うように思います。株価については、8月以降、大幅に回復し来年がいい年になる予兆はあると思います。 我々、中小企業にも、景気のいい話が早めにやってくるといいのですが・・・

今年も残り少なくなってきました

毎年、年末になりますと、皆さん月日が経つのが早い早いと挨拶を交わすようになります。誰に聞いても本当に早く感じるようですが、やはり、これも年齢のせいでしょうね? 今後は、早い早いを言葉に出さないようにしようと思います。 さて、この間、確かテレビ朝日でしたか?IQテストなるものをやっていました。それをビデオに撮っていて、子供と真剣にやってみました。結構、おもしろかったですよ。そのIQテストで、「あなたの適職がわかる」と言うのがありまして、私の脳の適職を診断して、驚きました。税理士をしているわけですから、当然、左脳を使う職業が適職と思いきや、全く逆の右脳・右脳のパターンで、「感性で理解し、感性で答える脳」のようです。そういわれてみれば確かにそうかも知れません。今の職業を20年もやっていますので、「左脳・左脳」パターンだとばかり思っていたのですが・・・左脳・左脳は税理士や会計士などが適職とのこと、もしかして、これからでも転職した方が良いのかも?などと思ってしまいました。 ちなみにIQは119で、平均的な数値だったように思います。これで娘に去年と今年の2連敗になってしまいました。来年は勝とうと思います。 しかし、本当に自分にあった職業がわかるんですかね?ある程度は努力で何とかなると思いますが・・・それにしても人それぞれ得意なものも違うわけですから、やはり自分が本当に好きなことをやるといいと思います。

消費税の税率 UP

たまには、税理士らしく税金の事も書きましょう! 今朝の日経新聞に、消費税率10%~15%と出ていました。 感想は、「ひぇー、いきなりそんなに!高すぎる!」です。 これは、とんでもない税率です。財政再建のためとはいえ高すぎる。現在の財政赤字は、774兆円。膨大すぎる。国民の関心が、年金、社会保障にあるのだが、いくら社会保障目的税にするにしても、負担が大きすぎる。現在の段階では、今年の2月に発足した自民党の財政研究会の中間報告だが、すぐにこの税率が適用されなくとも、5年位先には、15%はあり得ると言うことだ。現在でも、消費税の未納事業者が多いというのに、これでは、またまた、景気が減速してしまいそうである。 現在、いくらか景気に明るい兆しが見え始めているが、やはり、先を見ると結構厳しいのが日本の現状だと思い知らされる。 それにしても、10%を超えると中小・零細企業の経営は、厳しいものにならざる終えないと思う。 ちなみに、平成16年度の消費税収は、約10兆円です。税率が倍になると20兆円、三倍になると30兆円、平成16年度の所得税が約15兆円、法人税が12兆円、相続税などは1兆4,000億円しかない。全体の税収が45兆5,000億円です。 それにしても、今後は消費税が、税収のトップになると言うことになります。 これだけ増税されると国民が、豊かに暮らせるとは、到底思えないのですが・・・・・・