12月号

鶴永武久の

経営税務コラム

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平成16年11月20日

来年度の経営計画!

 毎年、この時期(11月〜12月)に経営者として考えるべき事があります。それは、「来年度の1年間をどのような方針で、どのような売上を計上し、どの程度の利益を計上しようか」という事です。

人間は、考えた事を紙に書く事によって、それを実現しようとします。何となく経営していて会社が良くなる事はありません。経営者としてこの時期に計画を考え、紙に書く癖をつけましょう!

今まで、このようなことをしたことがない人にとっては、どういう風に書けばよいのかわからないと思います。しかし、現実的には各人各様、自分が好きなように書くといいのです。書く紙は、A4の紙一枚でもイイと思います。

 例えば、2005年度の売上は、今年度より500万円多くする。その方法は・・・、来年度のカレンダーをみて、2005年はゴールデンウィークが2日間休めば10日間になる。1年間で働く日数は、237日で休みは128日だなあ、こんな事で目的を達成出来るのか?

 今年の会社の年間行事はどうしようか?
 個人的な事も含めて、大きな目標を作るのにいい時期だと思います。
 毎年、このように会社の計画と個人の計画を漠然と書く事によって、1年経過した時に、その達成度合いと反省点が見えてきます。また、1年間という時間がものすごく短く、この中で成長し、学ぶ事がいかに少ないかという事も見えてきます。
他人の計画を作るわけではありませんので、本当に自分勝手な事を書けばよいのです。
先ほどから「自分の計画を書く」と言ってますがこの書く行為が大事です。
 なぜかよくわかりませんが、書く事によってその書いた事が実現する可能性が高くなります。後もう一つ重要な事は、書いた事を実現出来ると信じる事です。
私事で恐縮ですが、毎年、この計画を作る事にしています。100%計画が実現した事はありません。しかし、その何%かは必ず実現します。それでイイと思っています。

 
参考として、計画の内容を書きます。

1. 自分の人生の目的、理念
2. 会社の理念、目的
3. 2005年の売り上げ目標
4. 具体的な行動計画
  例えば、現在のお得意さんが10社の会社は、営業をして13社に  する。その営業方法は、飛び込み営業、ツールがないのでパンフ  レットを作るなどドンドン知恵をしぼりましょう。この行動計画こそ  が大事になります。
5. 資金について
6. 交際費について
7. 利益について
8. 社員について
9. 年間行事について
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考えれば、書く事はいくらでもあります。

 しつこいようですが、かっこよく書く事はありません。手書きでOKです。
できれば、毎日持ち歩く事ができればイイと思います。一度書いて、たまに見て読む事ができれば成功確率は確実に上がります。
読まなくてもイイと思いますができれば・・・

一度、だまされたと思って、計画を書いて下さい。最低、3年は続けましょう!

会社の経営計画を作りたい方は、ご相談下さい。

それと個人的な計画も作るとイイですね。
例えば、私は00歳で引退し、毎年、3ヶ月は海外で生活し、残りは日本で生活したい。来年はゴルフでシングルプレーヤーになる。など、勝手な計画でイイと思います。夢を書けると、なお、いいのではないでしょうか。
                          以上