8月号 |
鶴永武久の 経営税務コラム |
〒113-0033東京都文京区本郷4-15-7 TEL 03-3818-1479 FAX 03-3818-1598 E−メールアドレス:dai@tas-t.com 平成16年7月20日 |
今後、お金はどこに預ければいでしょうか? 先日、相続税の申告の依頼を受け、相談に行ってきました。そこでちょっとおもしろい話が出てきました。 笑いながらお話ししてくださいましたが、60年間の利息が9700円です。約33倍です。 初任給の平均が80円、コーヒー5円(ずいぶん高いですね)、駅弁50銭と、こんな感じです。 生命保険なども似たような話はたくさんあります。ここで考えなければなりません。 今後もそうなるでしょうか?
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今の日本は低成長時代です。生命保険会社などは、預かった現金の運用で四苦八苦しています。 景気回復が叫ばれていますが、実のところ、まだまだ予断は許さないと思います。日本経済がどうなるかは、未だにわかりません。先日、UFJ銀行と東京三菱銀行との合併が発表されました。UFJ銀行は、実質倒産と言うことです。 どの銀行が安全かという質問は大変、難しい質問です。 いずれにいたしましても、今の金利では、利息をもらうことには、あまり意味がありません。いかに安全に資産を保有するかが問題になります。特にここ3年くらいが問題です。 今の時代は、何が起きても不思議ではありません。どんな事が起きてもそれに対応できるようにバランス良く資産を保有し、バランス良く借金をするしかないのです。 私のように、預金より借金の方が多い人でも、上記の考え方は同じです。借金してでも、保険、外貨などは、保有する必要はあります。 以上
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