4月号
 
鶴永武久の

経営税務コラム

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ジャパニーズドリーム!

今回は、これからの夢についてのお話をしましょう。

 昭和 30 年位から昭和 63 年位までの日本は、高度成長でいろい ろ
な夢がありました。お金持ちになるという意味では、国全体が豊かになり、その中で大きく夢を実現した人がたくさん出てきました。そしてその夢の実現を手助けしたのは、「土地」でした。その土地に対する考え方が変わってしまって久しいですが、今後の日本の夢はどこにあるのでしょうか?

 何回かお話ししているように、今後は、持てるものと持たざるもの、お金持ちと貧乏人、勝ち組と負け組など言い方はいろいろですが、要するに、各人の所得の格差が広がると思います。
  間違いなくまだまだ、デフレは、特に土地のデフレは終わっていないと思います。昨年頃から都心などはミニバブル状態で、不動産市況が活況です。買える土地がない状態です。しかし、これは一時的なもの局地的なものだと思います。

 今後、人口は毎年減っていくわけですから土地は余ってくると考えるのが正しいと思います。 いろいろな考え方があって、日本人の人口が減った分、外国人にきてもらって、経済が成長するとかいう人もいますが、日本の場合は、簡単にはいきそうもありません。

 たぶん、20年後の日本は、年金もなくなっていると思います。

  では、今の若い人は、何に夢を託すのでしょうか?お金の話でいうと、事業を行う事とその稼いだお金を土地ではなく、株に運用する事しかないと思います。株といっても市場で株取引をするのではなく、上場するとか、 M & A をするとかという事です。今現在でも、ライブドアやソフトバンクなどが話題を集めていますが、同じような会社は沢山あります。

 確かに、我々、人間社会は夢がないと発展しないと思います。本能的に誰でも優雅な生活をしたい、人よりは幸せになりたいと思い頑張ります。  

 アメリカンドリームという言葉があります。いわゆる開拓者スピリットです。チャレンジし成功する事をいいます。ジャパニーズドリームがはっきり見えないと日本社会は衰退していきます。

  最近思うのですが、若い人が結構夢を見て事業を行っています。そして、それが絵空事ではなく、しっかりした考えの基に行われています。

 

 また、社会全体が若い人を認める状況になっています。20年前には考えられない事です。成功している人を認める事はあっても、「俺はこれからこうやって成功する」という人を認める社会ではありませんでした。今は違います。企画がよければそれを応援する仕組みもあります。若い人が活躍できる環境になっています。

 やはり、インターネットが大きいと思います。ソフトバンクや楽天、ライブドアなどの活躍が大きいと思います。

 ビジネスは、今よりよい生活、今より便利、など過去より良い環境を作れるものでないと成功しません。また、会社の経営を上手に行わないと成功しません。依然として税金に対するアレルギーがある人がいます。もちろんきちんとした税務対策は絶対に必要です。しかしそれよりも儲ける事が重要です。そして会社の運営の仕方の方が重要です。

 今後の会社の運営で重要な事は、

•  資本政策・・・もっと資金を集める。自己資本を充実させる。

•  投資・・・集めた資金を運用する。ビジネスプランを考える。

 どんなに小さな会社でも、対外的な信用が必要です。納税はもちろんの事、自己資本の充実が大事になります。

 自己資本(資本+利益)は、 30% 以上必要です。

そして自己資本利益率(自己資本を運用して稼ぐ利益) 20% が毎年必要です。

 例えば、自己資本 3000 万円の会社は、毎年利益が 600 万円以上を目標にする。次の年は利益が出た分自己資本が増えますので同じ 20% でも 650 万以上の利益が必要になります。

 会社経営は単純です。この「2つの率」をクリアーできる経営を行う事です。どの会社もこの「2つの率」を念頭に置いて、対外的な信用を得て、ジャパニーズドリームを実現できるといいですね。

                           以上